ソフトテニスの「採点票」のことを「ジャッジペーパー」と言っていることが多いけれど,間違いではないか?
どこを調べてもはっきりとした答えが分らないので,日本ソフトテニス連盟に質問されたそうです。
すると,連盟の方からすぐに回答が来たとのこと。
それによると,
採点票についてですが、ジャッジペーパーは「ボクシングなどで,審判が選手の得点を記入する判定用紙。」ですのでソフトテニスの正式な用語ではありません。
しかし、審判が記入する判定用紙ということで一般的に使われている俗称です。
ソフトテニスハンドブックの審判規則では、「採点票」が正式な用語です。
また、英語版の審判規則ではスコアシート(Score Sheet)となっています。
ジャッジペーパーが誤りであるかというと、正式な用語ではないが採点票の俗称として通用していますので、特に正誤表(ワンポイントレッスンに掲載したことはありますがハンドブック等への記載はありません。)等の作成は考えておりません。
ソフトテニス競技としての正式な用語は、「採点票」あるいは「スコアシート」です。
とのことでした。
とても分りやすい説明です。
確かにジャッジ(判断)をするペーパー(紙)ではないですよね。
正直なところ,私たち高校の指導者も通常ジャッジペーパーや略してジャッペなどと言っていました。
これではいけませんね。
また,「ポイントカウント」を「ボールカウント」,「ペア」を「組」,「ゲーム」を「セット」などと誤って使っている例をよく耳にします。
やはり私たち指導者から正しい用語を使用していかなければいけませんね。
今後気をつけたいと思います。
日本ソフトテニス連盟のウェブサイトの「審判」のところには,「ハンドブック ワンポイントレッスン」という機関誌に掲載したワンポイントレッスンのバックナンバーを見ることができます。
http://www.jsta.or.jp/judge_tech/judge/lesson |
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