2014年6月30日月曜日

どっちにでも転ぶ試合

ウインブルドン3回戦,錦織圭選手対シモーネ・ボレッリ選手とのファイナルセット3-3から再開した試合ですが,仕事を終え急いで帰り19:30から見ました!

錦織選手のサービスで始まりましたが,いきなり15-40のピンチ!


ここをしっかり2本ファーストサーブからのストローク戦でデュース。

ところが,アドバンテージを取った後にダブルフォルトで再びデュース。

嫌な流れです。

しかし,その後の2本をしっかりと取りピンチ脱出!

ゲームカウント4-3。

錦織選手は前回の反省を生かしてかスピードよりスピンを効かせたストロークにしているうに感じました。

その後お互いにサービスゲームをキープし5-4。

ボレッリ選手のサービスゲーム。

15-30とチャンス!

しかし,ここでリターンエースをねらったダウンザラインのボールが2本ともアウト。

40-30。

しばらくこのままキープ合戦かと思ったその時,ボレッリ選手まさかのダブルフォルト。

ボレッリ選手の表情が追いつめられているように見えました。

錦織選手はこのチャンスを逃さず,厳しいサーブを2本とも返球しストローク戦に持ち込みゲームセット!

3-6 6-3 4-6 7-6(4) 6-4のセットカウント3-2で見事勝利!

錦織選手初のベスト16進出です!


正直なところ,どちらに転んでもおかしくない試合でした。

しかし,トーナメントを勝ち上がるにはこういう試合をものにしたかどうかなのだと思います。

強い選手はこういう試合を絶対に落とさないのだと思います。

そういう意味で錦織選手が昨年に比べ飛躍的に成長した姿を見ることができた試合でした。

あとで振り返ると錦織選手のキャリアのターニングポイントになった試合と言われるような気さえします。

今後も注目していきたいと思います。

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