2013年3月30日土曜日

勝利への階段

隔月発売の「熱中!ソフトテニス部」ですが,16号が発売されました。
定価950円で発売中です!
ソフトテニスの練習法などが分かりやすく解説されており,部員たちにも大変好評です。

さて,その中でこれだけは読んでほしい!という記事がありました。文大杉並高監督野口英一先生「勝利への階段」という文章です。
日本一になれる練習をしているか。
この文章は,野口先生が実際に部員に配ったものだそうです。

「私にとって,すでに競技実績もある高校生たちは,切迫したひたむきさに欠けると感じました。口だけで伝えていては,彼女たちの心に届かない・・・そこで紙に残して配り始めたのがこの文章でした。」

野口先生は,日本一を目指すには日本一の練習をしなければならない,でも,それは練習内容や練習量の問題ではなく,意識の問題だと説きます。そして,こう疑問を投げかけます。

『一見,声が出て,がんばっているようですが,一人一人が自分の目標をしっかり持ち,それに向かってベストを尽くしているのでしょうか。』

さらに,こう続きます。

『試合の後は誰もが,ここをがんばろうと練習しますが,それが2,3日もするとすぐに忘れてしまうか,あきらめてしまい,また元の状態に戻ります。長続きしないから,変われず,いつまでも同じことを言われ,同じミスをして負けてしまう。勝てる選手と負ける選手の違いはここにあります。』

そしてこのようにアドバイスされています。

『上手くいかないときには必ずその原因があり,そこで「なぜ」と考えることが大切です。考え,答えが出たら,その練習を根気よく続ける選手が上達します。』

私はこの文章を読み,自分の取り組みについて改めて考えさせられました。是非多くの方に読んでいただきたいと思い,一部抜粋して紹介させていただきました。

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