2014年9月28日日曜日

錦織決勝へ! in マレーシア・オープン

テニスのマレーシア・オープン準決勝,錦織圭選手は,ニエミネン選手に6-3, 4-6, 6-2のセットカウント2-1で勝利し見事決勝進出を果たしました!


http://www.malaysianopentennis.com/2014/index.php
錦織選手は試合後のインタビューでこう語っています。

Today was a little bit tough, because he was playing a little better in the second. 
相手が第2セットに自分より良いプレーをしたので,今日はちょっとタフだった。

Maybe I relaxed a bit, because I couldn't take my chances, and I had a couple of unforced errors in the last couple of games of the second set. 
自分がチャンスを生かせず,セカンドセットの最後の2,3ゲームをアンフォーストエラー(自分からのミス)でしてしまったので,たぶん少し気持ちが緩んでしまった。

But I tried to concentrate and focus in the first couple of games (of the third set) and everything worked well after that.
しかし,第3セット の最初の2,3ゲームを集中しようとし,その後はすべてがうまくいった。

And I finished well, so I'm very happy,” said the 24-year-old.
うまく試合を終わらせることができハッピーです。

対するニエミネン選手はこう語っています。

“I played really well in the second set but it’s tough to keep up that kind of quality all the time. 
自分は第2セット本当に良いプレーをしたが,常にそのレベルのプレーを維持するのは難しい。

Kei is playing really well, he’s very confident and in the end he was obviously a little bit better. 
錦織選手はとても良いプレーをした。彼はとても自信を持っているし,明らかに以前より良くなっている。

さて,決勝の相手は,第4シード世界ランキング28位ジュリアン・ベネトー選手。

錦織選手は決勝戦の相手についてこう語っています。

“Julien is definitely a tough player, especially on indoor courts. 
ベネトー選手は本当にタフな選手,特に室内コートでは。

Also he's been playing well this tournament, so he can be a really dangerous player, and he just beat Gulbis. 
また,彼はこの大会とても調子が良く,とても危険な選手である可能性が高い。準決勝でもグルビス選手(今年の全仏ではフェデラー選手を倒してベスト4に進出している)を倒している。

There's going to be long rallies for sure. 
きっと長いラリーになると思う。

I'll just try to stay focused and try to play another good match.
集中を持続してもう1試合良い試合をしたいと思う。

ATPツアー6つ目のタイトルに期待しましょう!

2014年9月27日土曜日

錦織完勝! in マレーシア・オープン

テニスのマレーシア・オープンがマレーシアのクアラルンプールで行われています。

昨日第1シード日本の錦織圭選手が準々決勝に登場。

オーストラリアのマトセビッチ選手に6-3,6-0のセットカウント2-0で完勝しました!


http://www.malaysianopentennis.com/2014/index.php

錦織選手は試合後のインタビューでこう語っています。

I was expecting a tough match, but I've been playing well and he was struggling a little bit, especially in the second set, so I was trying to raise my level and finish early,” said the Japanese.

タフな試合になると予想していたが,自分は調子が良く,相手は少しもがいていた。特にセカンドセットは。だから自分のレベルを上げて早く試合を終えようとした。

相手の調子が今ひとつとみたらギアを上げて畳みかけ,相手につけいる隙を与えない。

全米オープンを経てまたひとつレベルが上がったような気がします。

次は準決勝。

期待したいと思います!

2014年9月21日日曜日

ジョコビッチ選手のバックハンドから学ぶ

先日の全米オープン準決勝で錦織選手に敗れはしましたが,抜群の安定感で世界ランキング1位を走っているのはノバク・ジョコビッチ選手。

ジョコビッチ選手の試合を見ていると,姿勢が良く頭の位置が動きません。

ソフトテニスの技術にも応用できないかなと考えていたところ,今月のWOWOWの企画で『グランドスラムテニス塾 N.ジョコビッチ編』というものがありました。

全4回なのですが,1回目のバックハンド編だけはWOWOWに加入していなくても見ることができます。


http://cdn.wowow.co.jp/sports/tennis/video/player_program.html?tennis_juku_djokovic

ポイントとして挙げられていたのが,

①左ひざの内側でボールを受ける

②頭を左ひざの上にセットする

③最後まで振り切る

の3つです。

ポイント①の「左ひざの内側でボールを受ける」ですが,「どのボールに対してもまずボールの延長線上に左ひざの内側をセットすることによって,正しいポジショニングを取っています」という説明がありました。


これはソフトテニスでよく「軸足をセットする」と指導している点だと思います。

次に,ポイント②の「頭を左ひざの上にセットする」です。

ジョコビッチ選手は,セットした左ひざの上に頭が来るようにしています。


「こうすることで軸ができて身体を回転させて駒のように打つことができる」ということです。



軸足にしっかり体重が乗っていれば自然と頭の位置は左ひざの上にあると思っていましたが,確かに頭の位置を左ひざの上にセットすると声かけをした方がイメージを持ちやすいかもしれません。

最後にポイント③の「最後まで振り切る」です。



「軸の中心となる左ひざの内側,そして頭の位置。これさえできれば,振り切れば振り切るほどボールが落ちるしっかりとした回転になる。」ということです。

いかがでしたでしょうか。

両手打ちバックハンドなので全く同じではありませんが,参考になる点があるように思います。

また,同じことを教えるにもソフトテニスとは違う言葉を使っている点も大変興味深かったです。

ぜひ一度ご覧になってみて下さい。

2014年9月20日土曜日

錦織圭 躍進の秘密!マイケル・チャンの悶絶オニ練習!!

こんにちは。

全米オープンでの錦織圭選手の大躍進の大きな力となったマイケル・チャンコーチの指導には,ソフトテニス指導者の方でも興味を持たれた方が多いのではと思います。

タイミング良く来週9月23日WOWOWにてこのような特集番組が放映されます。

『緊急編成!錦織圭WOWOWドキュメンタリースペシャル 勝てない相手はもういない ~錦織圭 確信の瞬間~』
9/23(火・祝)午後1:00 WOWOWプライム

ヤフーニュースを見ていたらこの番組についての紹介動画がありました。


http://officiallist.videotopics.yahoo.co.jp/video/wowow/6497/
以前紹介した『錦織・クルム伊達 それぞれの世界挑戦~2014 覚悟~』のその後を追ったものだと思います。
以前の記事→http://softtennistimes.blogspot.jp/2014/01/blog-post_12.html

興味を持たれた方はご覧になってみて下さい。

2014年9月13日土曜日

基本練習の大切さ

最近あるソフトテニス部顧問の先生から興味深い話を聞きました。

教え子が大学へ進学し,ソフトテニスを続けているそうです。

その彼からの話です。

そこにはソフトテニスをやっている人なら誰でも名前を知っているある有名選手がいるそうです。

そのプレーぶりから運動神経抜群でどんなスポーツをやってもすごいのではと思っていたそうですが,そういうわけではないようです。

ソフトテニスだけが抜群に上手だと言うことです。


彼について1番驚いたこと。

それはソフトテニスの練習方法だそうです。

彼はとにかくよく練習をする。

それも手投げのトス打ちを。

1日1,000球は打つそうです。


※画像と本文は関係ありません。

自主練習でもひたすら手投げでトス打ち。

その彼の試合は,大崩れすることはなく,勝っても負けても常に良い試合をするそうです。

これを聞いてなるほどと思いました。

やはり上手な選手ほど手投げのトス打ちなど基本練習を大切にするんだな。

それも1,000球か・・・,忍耐力や体力もつくわけだよな。

ソフトテニスが上手になるためには,基本練習を地道にやらなければということを改めて感じたエピソードでした。

2014年9月8日月曜日

錦織選手関係記事まとめ

いよいよあと数時間後にUSオープン男子シングルス決勝 錦織圭選手 対 マリン・チリッチ選手の試合が行われます。

その試合を前に,これまでこのブログで書いた錦織選手関連の記事をまとめてみました。

もしよろしければご覧になってみて下さい。

まず,このブログをパソコンで見ると左上に検索ボックスがありますのでそこに「錦織」と入れてみます。




そして虫メガネアイコンをクリックしてみると,


http://softtennistimes.blogspot.jp/search?q=%E9%8C%A6%E7%B9%94
錦織選手関連の記事が表示されます。

それにしてもけっこう書いていましたね。

主なものを挙げてみると・・・,

心と体の成長
http://softtennistimes.blogspot.jp/2014/04/blog-post_29.html
ヤフーニュースの「バルセロナOP優勝で見せた錦織の成長力」という記事を紹介しています。

ひとつのことをきっちりみっちり
http://softtennistimes.blogspot.jp/2014/01/blog-post_12.html
WOWOWで放映された『錦織・クルム伊達 それぞれの世界挑戦~2014 覚悟~』のレポートです。マイケル・チャンコーチの指導ついて詳しく掲載しました。

錦織選手のレシーブに学ぶ(動画あり)
http://softtennistimes.blogspot.jp/2013/07/blog-post.html
錦織選手のレシーブに注目してみました。

ゴールではなくスタート
http://softtennistimes.blogspot.jp/2014/05/blog-post_8149.html
マドリッドオープンでナダル選手との決勝戦を途中棄権した時のことについてです。


大事なときのファーストサーブ
どっちにでも転ぶ試合
http://softtennistimes.blogspot.jp/2014/06/blog-post_2719.html
今年のウィンブルドンでのボレッリ選手との2日にわたる3回戦についてです。

以上のような記事がありました。

硬式テニス関係をネタに記事を書く際には,ソフトテニスにも共通することを念頭に置いて書いているつもりです。

特にマイケル・チャンコーチの指導については,ソフトテニスを指導する上でも大変参考になるのではと思っています。

でも,それにしても多かったかもしれませんね。

ごめんなさい。

さて,いよいよ決勝戦です。

勝っても負けても最高の試合を見せてほしいと思います。

もちろん勝ってほしいですが。

しかし,少なくとも言えることは,錦織選手にとってこの決勝戦はゴールではなく,世界のトップを目指す新たなスタートだということだと思います。

仕事があるので途中までしか見ることはできないのが残念ですが,夢に見た瞬間を心待ちにしたいと思います。

2014年9月7日日曜日

まさかこんな日が来るとは・・・

まさかこんな日が来るとは・・・。

USオープン準決勝,錦織圭選手が世界ランキング1位のジョコビッチ選手を6-4, 1-6, 7-6, 6-3のセットカウント3-1で破り,見事決勝進出を決めました!


日本人がグランドスラムの決勝に出る日が来るなんて・・・。

あのジョコビッチを倒す日本人が出てくるなんて・・・。

WOWOWの中継を見ながら目の前で繰り広げられていることが信じられませんでした。

本当にただただすごい!の一言です。

USオープンのオフィシャルサイトにハイライト動画がありましたのでぜひご覧下さい。

http://www.usopen.org/en_US/video/2014-09-06/svdk8sscgzyfn_pa659pa9lztnfkhik2.html?chip=6
現在もう一つの準決勝が行われていますが,チリッチがフェデラーを6-3,6-4でリードしています。

決勝戦は,9月9日(火)の朝の予定です。

あと1試合。

素晴らしい試合を期待したいと思います。

2014年9月3日水曜日

テニスがスポーツ紙の一面に!!

こんにちは。

本当に久しぶりのブログです。

学校は夏休みでしたのでそれほど忙しくはなかったのですが,やはりソフトテニス部の顧問をしていないとなかなかテニスコートへ足を運ぶことができません。

子供が小さいと仕事でもないのにテニスコートへ行くというのもなかなか難しいのです。

そういうわけで大会の取材や大会参加のお誘いもいただいたのですが参加できませんでした。

ごめんなさい。

そんな中,嬉しいニュースが飛び込んできました!!



USオープンテニスでの錦織選手ベスト8のニュースです!!

野球やサッカーではなく,テニスがスポーツ紙の一面を堂々と飾る,こんな嬉しいことはありません。

対戦したラオニチ選手は,現在世界ランキング6位で先日のウィンブルドンでもベスト4に入った強豪!

第3セットのタイブレークをダブルフォルトをきっかけに落とした時は正直厳しいかなと思いましたが,そこから逆転しフルセットでの勝利!

想像以上に精神的にも肉体的にもタフな選手に成長してきたのだと驚かされました。

以前もマイケル・チャンコーチの指導については記事にしましたが,チャンコーチの指導によるこの1年の急成長には目を見張るものがあります。
http://softtennistimes.blogspot.jp/2014/01/blog-post_12.html

今夜というか明日の朝4時頃に今年の全豪チャンプであるワウリンカ選手との準々決勝が行われる予定です。

明日は早起きして観戦したいと思います!