2014年9月21日日曜日

ジョコビッチ選手のバックハンドから学ぶ

先日の全米オープン準決勝で錦織選手に敗れはしましたが,抜群の安定感で世界ランキング1位を走っているのはノバク・ジョコビッチ選手。

ジョコビッチ選手の試合を見ていると,姿勢が良く頭の位置が動きません。

ソフトテニスの技術にも応用できないかなと考えていたところ,今月のWOWOWの企画で『グランドスラムテニス塾 N.ジョコビッチ編』というものがありました。

全4回なのですが,1回目のバックハンド編だけはWOWOWに加入していなくても見ることができます。


http://cdn.wowow.co.jp/sports/tennis/video/player_program.html?tennis_juku_djokovic

ポイントとして挙げられていたのが,

①左ひざの内側でボールを受ける

②頭を左ひざの上にセットする

③最後まで振り切る

の3つです。

ポイント①の「左ひざの内側でボールを受ける」ですが,「どのボールに対してもまずボールの延長線上に左ひざの内側をセットすることによって,正しいポジショニングを取っています」という説明がありました。


これはソフトテニスでよく「軸足をセットする」と指導している点だと思います。

次に,ポイント②の「頭を左ひざの上にセットする」です。

ジョコビッチ選手は,セットした左ひざの上に頭が来るようにしています。


「こうすることで軸ができて身体を回転させて駒のように打つことができる」ということです。



軸足にしっかり体重が乗っていれば自然と頭の位置は左ひざの上にあると思っていましたが,確かに頭の位置を左ひざの上にセットすると声かけをした方がイメージを持ちやすいかもしれません。

最後にポイント③の「最後まで振り切る」です。



「軸の中心となる左ひざの内側,そして頭の位置。これさえできれば,振り切れば振り切るほどボールが落ちるしっかりとした回転になる。」ということです。

いかがでしたでしょうか。

両手打ちバックハンドなので全く同じではありませんが,参考になる点があるように思います。

また,同じことを教えるにもソフトテニスとは違う言葉を使っている点も大変興味深かったです。

ぜひ一度ご覧になってみて下さい。

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